BMW 320i Lichtenstein TAMIYA

【パッチリ目編】
●ライトのリフレクターとライトの輪郭を作るのに革製品のディテールUP金具を使います。
  この方法はモデルカーズ等でご活躍されているプロモデラーの「タナヤンさん」がサイトで
  ご紹介になっていた方法です。その方法に一手間だけ加えてパッチリ目にします。

  「タナヤンさん」には昨年末の名古屋でも素晴らしい作品を見せていただきました。

●金具は東京に住んでいたときに「ユザワヤ」で仕入れておいたものです。
2008/01/12
●前回作るのを忘れていたエンブレムを作りました。
  エッチングにデカールを貼って熱いお湯に浸したティッシュを押し付けて完成です。
  小さくてよく解りませんが「BMWの文字」と「白と青の部分」は凸形状をしています。
●クローム塗料は最近、質のいいものが発売されていて目移りします。

 【私の愛用のクローム塗料】(古くから使っている順)
   1.クレオス:メッキシルバー
   2.STUDIO27:モトクローム (934のホイールに使用)
   3.フィニッシャーズ:フォーミュラクローム

●今回ルーフモールと窓枠に使ったのが
   3.のフォーミュラクロームです。(右の画像のビン)

私が使ってみた感想をまとめると以下の通りです。(あくまで私見)
●上から。どの角度からもド派手です。
ここからが今年に入ってからの工作です。

●さて、デカールと行きたいところなのですがルーフモールを銀色にしないといけませんので
  マスキング開始。サクサクとマスキングしてしまいました。


●結局、用途別に使いこなすのが一番ですね。
  私の場合はクリアーを噴く必要がある時は迷わずにフォームラクロームを使います。
  小物でお手軽にならメッキシルバー。
  金属調にこだわるなら、モトクローム。という具合に・・・。

●前回作ったフロントの窓枠にもフォーミュラクロームを塗装しました。
  前回の画像より段差がはっきり解りますね。
  銀黒の黒は未だ塗装していません。

  結構ピカピカで気に入っています。

今年最初の更新です。サイト運営もようやく、2年目を迎えようとしています。
今年も「hirobe流」で工作やサイト運営に頑張ります。


2008/01/04
●右の画像は年末までに仕上げておいた塗装完の状態です。
  大掃除の合間に、2回目のサフ⇒ベースホワイト3回⇒本塗装(白1回)⇒軽くクリアと
  終えたものです。

  温度が低いせいかカド部分にベースホワイトが乗らなくていつも2回の
  ベースホワイトを3回噴いて真っ白にしました。おかげで本塗装の白は1回だけです。

●ここまで出来たらボディーに仮組したくなります。
  「パッチリ目」に「引き締まった鼻」でイカスお顔になりました。

●一つ心配事が・・・。
  レンズの接着方法を工夫しないとせっかくのパッチリ目が
  台無しになりそうです。(暫く考えます。)
    (2008.01.14)
●切り出したプラ板を流し込みタイプの接着剤で積層していきます。
  接着すると隙間が狭くなる方向に変形していきますのである程度接着剤が
  乾いたらピンセットなどで広げて形状の修正をします。
【引き締まった鼻編】
●銀のグリル部分はバリ取りで縦のフィンを取ってしまいましたので0.3mmの
  プラ板で作り直します。
  大まかな形に切りそろえたら準備完了です。
●パッチリ目の座りがいいように3点保持の受け部分を接着しました。
  右は受け台を付けた上に金具を乗っけた状態です。
  バッチリ!面イチになっています。
【バリ取り その3】

●ホイールもバリ取りしました。BBSホイールもこれで4台目なのでかなり慣れました。
  1個1時間弱っていうところですね。
  作りかたは「934の工作室」をご覧下さい。

【バリ取り その1】のボンネット(バリ取り済み)はこちら

【バリ取り その2】


●グリルのバリも取ります。ピンバイスで穴開けて整形しただけです。

●銀黒窓枠をボディーに合わせてみるとこんな感じです。
  結構シャープでしょ!
  マスキング要らずがもう一つのポイントです。
●銀黒のフロントの窓枠も黒の部分を塗装して完成です。
  黒の部分がイメージしていたよりも幅が細いですが
  作り直す気にもならないのでこれでいきます。

●「hirobe流銀黒窓枠」もまだまだ改良が必要ですが
  手法とコツはつかめたので次に活かします。
  シャープさという点では自己評価「100点」に近いです。

  「hirobe流銀黒窓枠」のご感想を「掲示板」に書き込んで
  いただけると嬉しいです。お待ちしています。
塗料名 長所 短所 私の評価
メッキシルバー 一番手に入りやすくオーソドックスなメッキ調塗料です。
扱いも比較的簡単です。
1.塗膜が少し弱い。
   対策のため私はスパーファインシルバーの
   上にメッキシルバーを噴いています。
2.ラッカークリアがトップコート出来ない。
モトクローム とにかくピカピカで一番金属調です。
   934のホイールリムを展示会で見た方が
   挽き物(金属)と錯覚されていました。
1.塗装がメチャクチャ面倒です。
   銀塗装後48時間乾燥クリア仕上げ後48時間乾燥
   という事は合計4日間も必要!
    (塗料についてたマニュアルによる)
2.ウレタンクリアしかトップコート出来ないらしい。
    (STUDIO27のHPより:私はやったこと無い)
フォーミュラクローム 1.モトクロームに負けないほどピカピカです。
   モトクロームに比べると少し黒っぽい。
2.ラッカーもウレタンもトップコート出来る。
   今回私もオートクリアをトップコートに噴きましたが
   ピカピカは全く変わらず。どころかより滑らかかも!
今のところ無し。色合いの好みだけですね。
●後ろから。特に苦労した部分です。
デカール1日目(延べ時間4時間)
●1月2日の夜から始めたんですが4時間掛かってここまでやっと。
  特にフロントスポイラーは難しい。
●それを整形するとこんな感じです。隙間が0.3mmなので塗装するときに塗料が
  詰まらないように注意が必要ですね。
●金具の出っ張りをカットしてサンドペーパーとヤスリで整形していきます。
  左がカットしただけ右が整形後です。全然違うでしょ。
  これで「パッチリ目」のベース完成!
●ボディーは軽く2回クリアーを噴いてデカールの最終修正中です。
   (2008/01/12)
●バリ取りしたグリルをフロントマスクのパーツに乗っけてみるとこんな感じです。
  縦のフィンを付けないと感じが出ませんね。
●そろそろバリ取りの続きを始めます。残りのバリ取りパーツはこちらです。
●モデラーズのライトレンズセットを切り出して作ったパーツを全部仮組みすると
  こんな感じです。イメージ通りの出来に満足しています。
2008/01/14
●3連休で工作が思った以上に進みましたので連続の更新です。
  今週2回も更新するとネタが無くなって暫くお休みかもしれません。

  それはさておいて、今回はフロント周りの工作です。右の画像が使うパーツ。
  これを使って「パッチリ目」と「引き締まった鼻」を作ります。
●銀色の窓枠を乗っけてみるとこんな感じです。
  黒の部分を塗装すると’70年代の感じか更に
  出てきますね。
   (2008/01/04)
デカール3日目(延べ時間18時間)
●ようやく完成です。苦労した甲斐あって格好いいです。
  自己満足!!!
  沢山修正するところがありますが今日はここまで。
●ルーフモールも塗装したのでデカール貼りです。
  今回のデカールは細かく分割されていて貼り易いかと思っていましたが、
  そう甘くありませんでした。

  デカールが古いせいか糊がカチカチで水に漬けてもなかなか剥離してくれません。
  その上、透明の部分が弱くてすぐ割れたり、破けたりで相当てこずりました。
  過去にリヒテンシュタインをお作りになった方の苦労が身に染みて解りました。
●左右のドア。初日の出のようで「お正月らしい」です。
  滋賀県北部は元旦から雪と曇りと雨ですからこれ見て「初日の出」の替わりに
  って、そんな訳にはいきませんね。
デカール2日目(延べ時間12時間)
●1月3日のお昼前から始めたんですが2日目でやっとここまで。
  「2日ぐらいで終わるかな」となめてたんですが、甘かった・・・。
  めったにならない肩コリになってしまいました。

●リアの部分も非常に難しく切り目を沢山入れながらようやく貼りました。
  近くで見ると汚いので「展示会」に持っていった時は近くで見ないで下さいね。

  黒の水玉模様のところのデカールが特に弱くて少し力を入れると切れたり、割れたり。
  他の色の部分はコシがあって貼りにくい。
  リヒテンシュタインはもうやりたくない!
●デカールは台紙からなかなか剥離しないので水の中に浸けっぱなしてほっときました。
  デカールを貼ってるうちにはがれる作戦を取りました。

  糊も弱っているので一石二鳥かもしれません。